6.6
富山で社会実験
平日利用2倍、通勤に需要
公共交通の利用促進につなげようと、車から富山ライトレール(LRT)への乗り換えを促す「パークアンドライド」の社会実験で、効果がじわりと出ているようだ。
駅付近で、車から乗り換えると駐車料金が無料になる実験で、平日の駐車場利用者が、実験を始めた当初の約2倍に増えたことが、富山市の調査でわかった。
通勤に需要があるとみて、市は実験終了後の本格的な実施も検討する。
実験では、富山市北部の蓮町駅近くにある駐車場で、車からLRTに乗り換えると駐車料金が無料になる。
同乗者がいると、2人目からのLRT運賃相当分をポイントとして、出庫時にICカードへ還元する仕組み。
国土交通省の社会実験で2月に始まり、4月から市が引き継いだ。
市によると、平日の利用台数の平均が、実験を始めた当初の1カ月間は10台前後だったが、4月末には20台を超えた。
駐車スペースは20台分で、満車の日も多い。
一方、休日の利用台数は、時期によってばらつきはあるが10台前後で推移。
車の出入りも朝夕に多いことから、市は通勤時に多く利用されているとみている。
交通政策課の担当者も「市中心部で駐車場代を払うのに比べて、かなり割安となることが利用を後押ししているのでは」と分析している。
同課は、近く利用者を対象としたアンケートをし、利用目的や居住地域、これまでの移動手段について調べる方針だ。
社会実験は10年3月末で終えるが、アンケート結果も参考にして、本格的に導入するかどうか検討することにしている。
じわり浸透中 パーク&ライド
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